- 試験当日までにやるべきことが分かる
- 本番直前に点数を上げる方法が分かる
この記事は「明日本番なんだけどやるべきことある?」「試験直前でも点数が上がる方法が知りたい」というTOEIC初心者のためのものです。試験本番までにすべき3つのことが分かります。
試験会場で使う復習セットを作る
試験の開始15分前まで復習できるセットを考えます。具体的にはパート5対策書と単語帳を用意します。なぜならこの2つは短時間で復習ができ、覚えているかどうかで得点に直結するからです。
具体的には以下のようなセットを用意します。
復習セットの作り方
- 単語帳とパート5対策書を用意する
- よく間違える部分にチェックを入れる
- よく間違える部分だけ復習する
単語帳とパート5対策書はどちらも使い慣れているもので構いません。
本サイトでは単語帳に『金フレ』、パート5対策書に『文法特急』を推奨しています。どちらも新書サイズのため、携行性にもすぐれておりおすすめです。これにより数点よくて10点上げることができます。
▶ 『金フレ』長所と短所・使った感想
▶ 『文法特急』長所と短所・使った感想
ごめんなさいね。でもこれが現実です。たまに数十点上げることができるみたいなコンテンツを見かけますが、宣伝のためのうたい文句感があります。
数点でも点数が上がるのは大事です。案外おおきな差を生んだりします。
私が二度目にTOEICを受験したとき605点でした。もしあと10点足りていなかったら600点取得できていないことになり、履歴書や肩書きに加えることができませんでした。大学受験のときもそうですね。たった数点で合否が変わるものでした。
なのでこういった地道な努力は大事です。もし携帯しやすいパート5対策書を持っていなければ、用意するのを勧めます。将来には代えがたいですからね。
模試形式の問題集を優先的にする
模試形式の問題集を優先的にします。なぜなら本番に調子を合わせるためです。本番で調子が崩れやすくなる要因はたとえば以下の4つです。
調子が崩れる要因
- ディレクション時を有効に活用できない
- 環境が理由でリスニングに集中できない
- 思ったより時間内に解けない
- マークシートに慣れていない
ディレクション時を有効に活用できない
ディレクションとは各パートの説明文です。リスニングパートではこの間に選択肢を確認する、問題文を先読みするなどします。そうすることで正答率を上げるわけです。
本番の形式に慣れていないとディレクション時に有効な時間の使い方ができなくなります。案外このリズムは模試形式の問題集でないと掴めないものです。
環境が理由でリスニングに集中できない
環境や騒音が理由で集中できない場合もあります。私が受験したとき、後ろの方がずっとFワードを連呼するハーフ系の方でした。それによっていつもより数問解くのが遅かったわけです。
これは極端な例ですが、以後は環境音を流しながら問題集を解くことで対策をしました。さすがに単語帳や文法対策時には不要ですから、模試形式の問題集でこういった対策をするとよいでしょう。
思ったより時間内に解けない
これは全員が抱えている悩みですね。パート別の対策書ではこの時間感覚が得られません。また試験本番の120分を通して解く疲労感が分かりにくいです。
模試形式の問題集を使うと時間感覚と疲労感を前もって知ることができます。また本番での集中力の低下を防ぐことができます。
マークシートに慣れていない
これが案外落とし穴で、とくにリスニング時に集中を欠く要因になります。なぜなら慣れていない場合、仮の答えをマークにつけておく、マークミスに対応するなどがおざなりになるからです。
TOEICは問題用紙への書きこみが禁止されているため、直接マークするしかありません。これはすごいくせですね。メモが取れない状況で、一度マークシートの記入に意識を動かす必要があるのですから。
このくせに慣れるためにも模試形式の問題集での勉強が必要です。
以上の要因を排除するためには本番にちかい形式で繰りかえし勉強するしかありません。『公式問題集』なら本番同様のスピーカーがリスニングを担当するため、私はよく使っていました。
このメリットは超おおきく、グンと得点が変わります。下記でもその重要性は明らかです。
持ち物と試験会場を確認する
持ち物リスト
- 受験票
- 証明写真(4cm×3cm)
- 本人確認書類(免許証など)
- 筆記用具
- 腕時計(単機能のもの)
- マスク
試験会場について
- 受験票で確認する
出典:TOEIC公式ページより改変
こちらは深く説明する必要ありませんね。リストをまとめるにとどめます。
TOEIC本番前にすべきことまとめ
- 復習セットをつくる
→ 単語帳とパート5対策書を用意する - 模試形式の問題集をする
→ 公式問題集を用意する - 持ち物と試験会場を確認する
→ 持ち物:下記を参考にする
→ 試験会場:受験票で確認する
持ち物リスト
- 受験票
- 証明写真(4cm×3cm)
- 本人確認書類(免許証など)
- 筆記用具
- 腕時計(単機能のもの)
- マスク
TOEICの本番前にやるべきことを確認したら、あとは試験を受けるのみです。当サイトではロードマップどおりに記事を見ることで、万全なTOEIC対策を取ることができます。
以下のロードマップから手順をご確認ください。