【レビュー】大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス[3発展レベル]

「ポラリス３ってどう？」「１や２と違うの？」と考えているTOEIC受験者のための記事です。『英文法ポラリス３』がどんな参考書なのかが分かります。

『英文法ポラリス３』の使ってみた感想と特徴をレビューします。

英文法ポラリス３の評価・概要を知る

『英文法ポラリス３』は要点集のような文法書です。暗記すべき箇所だけが正確かつコンパクトにまとまっています。解説量を取るなら１を、暗記すべき内容のコンパクトさを取るなら３を、その中間がよいなら２を選べという感じです。

基本的な特徴は『英文法ポラリス１』『英文法ポラリス２』のレビューでしました。そのため『英文法ポラリス３』では１や２との違いをメインに紹介します。

英文法ポラリス３の長所・短所を知る

英文法ポラリス３の長所

要点のみがコンパクトにまとめられている

『英文法ポラリス３』は要点のみがコンパクトにまとめられています。１や２と比べて解説を省くかわりに、すべて暗記まとめに書き換えた感じです。たとえるなら塾でもらえる必殺ノートみたいな感じですかね。文法をある程度理解してくると情報を整理したくなるので、このような暗記まとめがあるのはありがたかったです。

前作１・２の文法事項がほとんど載っている

『英文法ポラリス３』は前作１・２の文法事項がほとんど載っています。つまり『ポラリス３』はいちばん情報量がおおいということですね。解説よりもどんな構文・文法事項があるのかをひとまず知りたいという網羅系受験生にとって相性がよい文法書だったといえます。

演習問題が前作とダブりがない

ポラリスシリーズに共通して言えることです。『ポラリス２』で感想を述べたため省略しますが、問題が使いまわしされていない分、フレッシュに文法を再確認することができたと感じました。

英文法ポラリス３の短所

TOEICにはハイレベルな内容が一部収録されている

『英文法ポラリス３』はTOEICにはオーバースペックな文法事項が収録されています。倒置系や一部の動詞はそこまで優先度がたかくないですね。包括的に英語力をたかめたい方にとってはよいかと思いますが、TOEICだけに勉強を絞るのであれば後回しにしてよいかと思います。

TOEICには適さない演習問題が多数収録されている

『英文法ポラリス３』は１・２にも増してTOEICっぽくない演習問題が多数収録されています。これは使う側の問題ですがね。『文法特急』『でる1000問』などで演習量をカバーすることで、効率よく勉強することができました。

英文法ポラリス３の感想・評判を知る

ここからはほかの方の感想やレビューを紹介します。

英文法ポラリス３の総合評価・まとめ

おすすめ度は4.0、総合評価は4.5です。TOEICにも通じる暗記箇所がコンパクトにまとまっていた点が高評価でした。問題量に関しては、下記にあるおすすめ度が５の『文法特急』などで補うと効率よく勉強することができます。あれほど文法問題につよくなれる参考書はなかったですね。