- 金のフレーズと金のセンテンスの違いがわかる
- 自分にあった単語帳がわかる
「金フレと金センってどっちがいいの?」「片方だけで勉強すると損するの?」という声をよく聞きます。
そんなTOEIC受験者に向け、累計50冊以上の参考書で勉強した私が、450時間の勉強で350点から700点にスコアアップしたときの体験をもとに解説します。
金のフレーズ・金のセンテンスとは何かを知る
『金のフレーズ(以下金フレ)』『金のセンテンス(以下金セン)』はどちらも特急シリーズの単語帳です。ただ単語が載っているだけではなく、例文があるのが特徴です。名前のとおり『金フレ』は1単語に1フレーズ、『金セン』は数単語を1つの文章にまとめています。
- 金のフレーズ
→ 1単語と1フレーズが載っている - 金のセンテンス
→ 数単語を1文章にまとめたものが載っている
金のフレーズの特徴・長所を知る
- フレーズごと試験によく出る
- 頻出度が意識されている
- より人気がある
フレーズごと試験によく出る
『金フレ』のフレーズは優秀で、けっこうな確率でそのまま試験に出てきます。「フレーズを覚えていたから直後がto doingだと答えられた」のようにホッとしたことがよくありました。こういった取りこぼしがなくなるのが長所です。
頻出度が意識されている
『金フレ』では順を追うごとに600点・730点・860点レベルの単語を紹介しています。『金セン』ではここまで出る順にはまとめられていません。目標点数にあった勉強がしやすい『金フレ』のも長所です。
より人気がある
『金フレ』はより人気がありおおくの方が愛用しています。とにかく評判がよいんですよね。「自分にあった単語帳か分からない」という場合、実績のあるほうを選んでよいかと思います。なにせ自分もおおくのうちの一人である可能性がたかいですからね。
金のセンテンスの特徴・長所を知る
- 派生語・類語などが勉強しやすい
- 収録単語の見直しがされている
- 情報が洗練されている
派生語・類語などが勉強しやすい
『金セン』の最大の長所です。『金フレ』に対し派生語・類語がしっかりまとめられています。英語は派生するとけっこう意味が違ったりします。私がよく点数を落とす理由がこれでした。その心配が減ります。しかも派生語・類語も赤シートで覚えられます。わざわざ薄目で暗記しなくてよいのも高評価です。
収録単語の見直しがされている
『金セン』は『金フレ』よりも新しい英単語帳です。そのため最新のTOEIC試験に基づいて単語が収録されています。とはいえ数十語程度の違いなので、おおきな差であるかどうかは皆さんにお任せします。
情報が洗練されている
『金セン』は1単語について覚えたい内容が一箇所にまとめられています。どういうことかというと、『金フレ』ではある単語が[多義語]や[類語]であったりと別ページで紹介されたりします。情報源が一つで完結しないんですね。『金セン』にはその心配がありません。
『金のフレーズ』vs『金のセンテンス』のまとめ
- どちらか一冊あればよい
- 『金フレ』最大の長所はフレーズ
- 『金セン』最大の長所は派生語・類語