【使った感想】TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート7をレビュー

この記事は「初心者特急パート７って使いやすい？」と考えているTOEIC受験者のためのものです。『初心者特急パート７』がどんな参考書なのかが分かります。

『初心者特急パート７』の使ってみた感想と特徴をレビューします。

初心者特急パート７の評価・概要を知る

『初心者特急パート７』は初心者にやさしいパート７対策本です。パート７を概観しやすいように、さきに出題されるタイプを分けたうえで解法と問題を載せています。他書とくらべてまとまりがよく、勉強しやすいのが特徴です。

初心者特急パート７の長所・短所を知る

初心者特急パート７の長所

タイプ別の解法がまとめられている

『初心者特急パート７』は９タイプある問題の解法を教えてくれています。さきに全体像が把握できるつくりなのがよかったですね。闇雲に勉強しなくてすむので、スムーズに理解ができました。

内容も的確です。詳細情報を見つける問題では質問文からキーワードを拾って解く、本文の内容に合う選択肢を選ぶ問題ではmention, stateは直接述べられている内容、suggest, indicateは間接的に示されている内容、というふうに具体的かつ簡潔でした。

徐々に難度が上がるので取り組みやすい

『初心者特急パート７』はユニットを追うごとに難度が上がります。２問問題、３問問題、文挿入問題、複文書問題というふうにです。初心者向けの簡単な問題でさえパート７は躓きやすいため、順番に取り組めた点がよかったと思います。

解説がパート６とくらべて強化されている

『初心者特急パート７』は通常の解説にくわえ、講師によるアドバイスが追加されています。「製品の欠陥のお知らせでは問題の内容・問題の原因・対応策が出題ポイントになります（p.52）」などがその例ですね。パート６にはこのような解説がなかったので、より勉強しやすかったです。

初心者特急パート７の短所

解法のいくつかは文脈判断と言い換えただけ

上記は９タイプある解法のいくつかをまとめたものです。それぞれの解法はつまり文脈判断です。あくまで問題パターンを９タイプに分けるという試みだったため、類似しようとも解法を示す点は好感がもてます。ただ欲をいえば「キーになりやすい単語・流れ」あたりを示してくれるとより勉強しやすかったですね。

初心者特急パート７の感想・評判を知る

寄せられた感想がすくなかったため、執筆時点のAmazon評価をまとめます。

初心者特急パート７の総合評価・まとめ

おすすめ度、総合評価は4.5です。初心者がパート７を概観したいならこの対策本がベストかもしれません。そう感じるほどまとまりがよかったですね。初心者特急シリーズのなかでも完成度がたかく、パート５とパート７は使うに値する参考書かと思います。