- 『読解特急トリプルパッセージ編』がどんな参考書なのかが分かる
- 『読解特急トリプルパッセージ編』の長所・短所が分かる
- 『読解特急トリプルパッセージ編』のレビュー・使ってみた感想が分かる
この記事は「この本の評判が使いやすさと知りたい」と考えているTOEIC受験者のためのものです。『読解特急トリプルパッセージ編』がどんな参考書なのかが分かります。
『読解特急トリプルパッセージ編』の使ってみた感想と特徴をレビューします。
読解特急トリプルパッセージ編の評価・概要を知る
- 分かりやすさ
- 3
- 質のたかさ
- 3
- 使いやすさ
- 2
- コスパのよさ
- 4
- 評判のよさ
- 4
『読解特急トリプルパッセージ編』は数すくないトリプルパッセージを重点的に対策できる本です。問題は20セット100問収録されています。そこに安価でコンパクトであることを考慮するとコスパはよいですね。
問題はかなり易しいです。難問を求める方は他書を、まずはトリプルパッセージの苦手意識をなくしたい方は本書をおすすめします。
読解特急トリプルパッセージ編の長所・短所を知る
読解特急トリプルパッセージ編の長所
- 解説がおおい
- 相対的に問題量がおおい
解説がおおい

『読解特急トリプルパッセージ編』は解説がおおいです。コンパクトな本であることを考慮するとかなりの量ですね。通常の解説にくわえ、言い換えられた単語・クロス問題であるかどうか・問題文から考えるアプローチ・その他ポイントが付け加えられていました。実用的でよかったです。
相対的に問題量がおおい

『読解特急トリプルパッセージ編』は値段・サイズにくらべて問題量がおおいです。全20セット100問が収録されています。パート5などの問題とくらべ、トリプルパッセージは1問あたりの制作コストがおおきいかと思います。そのため量において他の問題集と単純比較はできません。
そこであくまで主観的な判断になりますが、その判断だとけっこうなボリューム感がありました。特急シリーズは早ければ一日で終わらせられるものもありますが、この本はそうはいきません。そういった面でコスパのよさを感じました。
読解特急トリプルパッセージ編の短所
- 解答の根拠を示す部分が分かりにくい
- 解答に選択肢が記されていない
解答の根拠を示す部分が分かりにくい
解答の根拠となる英文がどこなのかが分かりにくかったです。この本は問題、設問、解答、さいごに全文和訳という構成となっています。さきに和訳つきの英文がこないため「第一段落の後半より」のように文章でのみ示しているんですね。再度自分で問題文を確認する必要があるので、二度手間感がありました。
解答に選択肢が記されていない
解答に選択肢が記されていないため、別ページで解答を確認する必要がありました。他書ではこのあたり配慮されています。同じく二度手間感があり答え合わせしづらかったです。
読解特急トリプルパッセージ編の感想・評判を知る
ここからはほかの方の感想やレビューを紹介します。
評価: 5.0トリプルパッセージが苦手で購入し、1周しましたが長文読解に抵抗が無くなりました。
何度も読み込んで得意分野にしていきたいです。
評価: 3.0私が直近で受けた回はシングル文書がかなり難しく複数文書が簡単で、それが最近のTOEICのトレンドならこの本はそれに沿っているかもしれないが、簡単すぎて本当に歯応えがなく期待外れでした。
評価: 3.0パッセージと問いのクオリティは公式問題集ほど高くないです。全体的にレベルがやさしいですが本がコンパクトなので電車で学習できます。読むのに慣れるのが目的ならいいと思います。
読解特急トリプルパッセージ編の総合評価・まとめ
- TPを対策できる数すくない対策本
- サイズにおけるボリュームがおおきい
- 答え合わせのときにやや不便
総合評価 : 3.0
- 分かりやすさ
- 3
- 質のたかさ
- 3
- 使いやすさ
- 2
- コスパのよさ
- 4
- 評判のよさ
- 4
おすすめ度は3.5、総合評価は3.0です。解説はおおい一方で、答え合わせがしづらい点が評価に影響しました。とはいえトリプルパッセージだけを勉強したい方にとっては本の選択肢がすくないので、相対的におすすめ度を上げています。
やはり『精選模試リーディング』など、評価5の対策本とくらべると物足りない部分がありますね。評価5の厳選7冊はどれも必須本なので、使いやすく得点力を得ることができました。
厳選:おすすめ度5の7冊レビュー
▶『一億人の英文法』
▶『金のフレーズ』
▶『金の熟語』
▶『公式問題集』
▶『文法特急』
▶『公式プラクティス リスニング編』
▶『新形式精選模試 リーディング』